近況・雑感 etc.

[015]9月から始まった怒涛のイベントラッシュが昨日で終わりました。走り抜いた自分を褒めたい気持ちです。もちろん、支えてくれた仲間や家族にも感謝しつつ。9月10、11日のグリーンウッドワーク・ブッシュクラフトの主催イベントにはじまり、積丹町で行われた9月末のヴィヒタワークショップ、10月の木育ブース出展、先週の木工教室、そして昨日のたき火イベント。実に3カ月で5回。この間には木育マイスターの研修5日間もこなしました。山作業も伐倒、笹刈、薪配達、山の調査なども。よくやったと思います。おかげで、札幌・積丹の往復200キロの道のりが今では近くのスーパーに行く感覚になってます(笑)。今年はまだ終わってませんが、現状で振り返ってみると、昨年に比べて、活動量が倍以上になっています。そして、ネットワークはそれ以上に広がりました。改めて思うのは、ネットワーク(主にSNSでの交流)はホスト、つまり活動を行っている人・団体に広がりやすく、ゲスト、利用者には広げにくいということです。FBの友達を眺めてみると、ホストが圧倒的に多く、ゲストは少ない。まあ、ゲストはその時その時に利用するわけで、友達になる必要はなく、当然と言えば当然です。ところが、今回のたき火イベントで、積丹町の家族(お母さん)から友達申請がいっきに3件ありました。これまでの友達は、情報交換は有効ですが、イベントのゲストとしては対象になりにくい。それこそ、イベントがかぶることも多々ありました。でも今回増えた積丹町の友達は、純粋にゲストとして私たちをみてくれてる方。アップされる内容も、家族のことだったり、日常だったりします。きっと、このような方たちに、私たちが友達と認識いただけるまで近づけたのだと思います。1回のイベントではなく、この3ヵ月で少しずつ。もっと言えば、この2年で少しずつ。この成果に気づいて、今、とても大きな満足感があります。ついつい文章も長くなってしまいました(笑)。ホストの友達も大事にしながらゲストの友達を増やせていけたらと思ってます。HPにも友達申請があったらいいのに。この文章をみて、同意いただける方、FB(森田信道)、インスタグラムで友達になりましょう!<2022.11.13>

[014]昨年末に試しに作った白樺の鹿。旅行会社の知人から発注を受けて、9月の3連休を使って30体作りました。一度に30体作ってみてわかったのは、同じものは一つもないということ。ホームセンターにあるような製材品とは違い、皮がついた枝を使っているので、節や曲がりがあり、それが個性になっています。何か生き生きとしていると感じるのは、自然のものは直線がないということだと思います。商品として考えた場合、同じものがないというのが、プラス面とマイナス面の両方あるなと。たぶん、作って売るよりも、クラフトのワークショップで参加者がそれぞれ作るのが合ってるのかな。<2022.9.21>

[013]イベント無事終わりました。40名余りの方に参加いただき、怪我や事故もなく、楽しんでいただけて、本当によかった。2日たった今日も写真や動画を眺めては余韻にどっぷり浸ってます。いろいろ書きたいことはありますが、今回はあえてスタッフの運野さんのことを。積丹グリーンはメンバー4名。私森田と嫁の千明、元中華料理店のオーナー松田さん、それに現役木工作家の運野さんです。今回のイベントでは運野さんは2日前から泊まり込み、準備をしてくれました。
運野さんとは2020年の自伐塾(小さい林業を学ぶ講習会)で知り合いました。森田が山の保全をすることに興味を持っていただき、メンバーに。初めて会った時、今までずっと木に触れてきたけれども、乾燥した木材で、山や生木には触れてこなかった。これから恩返しの意味でも山と関わりたいと言っていたのが忘れられません。その時、生木を使ったクラフト、グリーンウッドワークをやってみたいとおしゃっていたのです。初めて会った日から2年。運野さんの念願であったグリーンウッドワークを実施することができました。運野さん自身もスプーン作りに参加。楽しそうにナイフを動かしている様子を見ているうちに、いろんなことを思い出して涙が出てきました。運野さん、良かったですね!これからも、まだまだやることが満載ですが、楽しみながらやっていきましょう!<2022.9.13>

[012]今年は山にお客さんを呼びたいと考え、せっせと準備をしてきたけれど、ひょんな形でそれが実現。お知らせにも書いた、地域のイベントのフィールドとしてたんたん山を利用してくれた。利用時間はわずか1時間だったけれど、大変貴重な体験。車をどこに停めるか、会場までの遊歩道は歩きやすいか、会場の周辺は安全か。子どもたちも参加したので、細かいところまでチェックした。自由時間が15分くらいあったので、以前からあったブランコとハンモックでは持たないと考え、ほぼ衝動的にスラックラインを購入。イベント前々日にAmazonから届き、前日にセッティングという滑り込み。結果は写真のとおり、子どもたちには大人気で、ほっと一安心。買った甲斐がありました。あとでいろいろ調べたら、ターザンロープなどもできそうで、遊びも広がりそう。<2022.8.9>

[011]山の活動で、去年からのずっと悩んでいるのはトイレ問題。バイオトイレを入れようとしたけれど、価格面で断念。近くの公衆トイレまで10分だけど、やはり山にないとつらい。8月、9月には小さなイベントも開くので、いよいよまったなし。そこで「展望トイレ」を作ってみた。3方を目かくしし、1方向は森の谷に向かっていて、森の展望が楽しめる。目隠しの中には、土が掘ってあってそこに用を足す、天然の(?)バイオトイレ。用を足したならば、土をかけ、使ったトイレットペーパーは石を積んだくぼみで燃やす。すべて自然に環るしくみだ。排泄物を人間は汚いと嫌がるけれど、自然にとっては栄養。森の自然に囲まれながら、用を足し、山に貢献する。そんな風に考えて利用してくれればと願っている。<2022.8.2>

[010]約2か月におよぶ作業道作り。週末はずっと山でほんとうに忙しい。とはいえ、同時に進める作業もあって、ホダギ作りとか、薪作りとか。自然が相手なので、この時期にやっておかないといけないのがあるわけです。薪の需要があるのは、キャンプシーズンの夏と薪ストーブ利用の冬。もちろん、シーズン前に買ったりするわけで、キャンプシーズンに向けて、薪作りも同時に進めています。今回、積丹町のインフォメンションセンターと積丹町野塚の高橋商店さんで薪を委託販売いただくことになりました。初めての試みで試行錯誤ですが、まずは7月から販売していきます。売れたらいいな。<2022.6.19>

[009]昨年のGWは天候も悪く、ロッジまでの道もできてなかったので、山で過ごすごとがなかった。でも、今年は違う。雨もあったけど、晴れの日が多く、4/28から5/8の11日間でなんと8日も山にいた。作業道作りに平行して、お客さんもお迎えしたのだ。山菜採りに来ていただいた嫁のお友達夫婦、札幌の自転車ショップサムズバイクのみなさん(写真)、運野さんのお知り合いの8A GARAGE(ヤエイガレージ)の細川代表、積丹町地域おこし協力隊の國見さん、小山さん。まだこれと言った施設やアミューズメントもないので、散策が中心だったけれど、清流が気持ちいい、いろんな樹種があって楽しい、とみなさんに褒めていただけた。MTBコースや、テントサウナ、自然観察会など、こんなことをやってみたいという、うれしい意見も頂けた。みんなが気軽に楽しめる山づくりが積丹グリーンの目標。みなさんの「やってみたい」を大事に受け止めて、実現に向けて丁寧に育てていきたい。<2022.5.9>

[008]今日は、新しい道を作るために道なき道を進む作業。笹薮と格闘しながらの前進は大変だけれど、新しい発見もある。、珍しい樹種や、大木、清流、この時期には山菜。そして、一番の発見は上の写真。骨付きの鹿の角。しかもかなり大きい。身体の骨は見当たらず、頭と角だけが、土から出てきたように落ちていた。頭の骨は割れていたり、汚れていたりしたけれど、角はひび一つなく、なめらか。ずっしりと重く堅い。下世話な話だけど、最初に頭に浮かんだのは、売れるかなということ。売ってるのを見たことがある気がする。もっと小さいやつ。しかもいい値段だったような。だけど、ちょっと思い直した。そんなに頻繁にでてくるものでもないし、手放すよりも、ロッジとかに飾って、訪問した方に見てもらう方がよりかも。エゾシカの角を見たりさわったりするのも面白いのでは。問題は頭の骨。さすがにインパクトがある。このままだとちょっとホラー。山の入口にどーんと置いておけば、不法侵入者には効果ありそうだけどね。<2022.4.23>

[007]今日はメンバー全員揃っての活動初日。実は4月5日から一人でちょこちょこ山に入ってはいたけれど、雪のため、管理地には車で入れず、途中で車を降りてスノーシューで入っていた。当然、道具も思うように運べず、ちょっとした作業しかできない。雪の状況を見ながら、もう大丈夫と判断し、メンバーを集合させたのだ。無事、作業拠点となる管理地のロッジまで車であがることができ、安心して作業に取り組めた。車で山の中まで道具を運べると、本当に楽。この時期のお楽しみ、白樺樹液の採集道具や保存のためのペットボトルを取り出し、作業の合間に樹液採取。数時間でペットボトル5,6本の樹液を採ることができた。樹液は透明で冷たく、ほんのり甘い。抜群においしいわけではないけれど、今採れたばかりの樹液をそのまま口にすると、自然を身体に取り込んでいるとしみじみ感じる。水割りにしたり、コーヒーにするとおいしいとも聞くので、いろいろ試してみたい。<2022.4.16>

[006]新年あけましておめでとうございます。山の活動はオフシーズンに入って4月まで、お休み状態ですが、新しい年のスタートにあたって、何か書こうと思った次第です。昨年1年を振り返ると、良く乗り切ったという思いが一番。交付金の申請、山の活動、重機のレンタル、薪の販売などなど、すべてが初めてだらけで、あとから、もう少しこうすべきだったと反省することが多々ありました。それでも、なんとかケガも事故もなく、家族ともども普通に生活できたのは、本当によかったと思います。無事に新年を迎えることに、こんなに充実感を感じたのは初めてです。今年の終わりにまた、無事乗り切れたと思えればいいなと思います。願わくば、もう少し成長と余裕が加わってほしいですが(笑)。1月3日まではゆっくり休んで4日から今年の山の計画や交付金の報告書類の準備、そして、自営になって初めての確定申告の用意をはじめようと思います。写真は昨年の夏に家族で積丹の山に行った時のもの。30度を超える暑い日で、虫も多くて子どもたちは文句言ってましたが、私にとって感慨深い1日でいい思い出。写真は年賀状にも使いました。2022年、どんな年になるか。山の活動が始まる春がとても待ち遠しいです。<2022.1.1>

[005]今年の4月10日から山の活動を開始し、12月11日が今年の仕事納め。まるっと8カ月、事故やケガなく、無事終了できたのが何より。一方で、私の雑な性格のせいか、落とし物は多数。防寒手袋、コンタクトレンズ、刈払機のエンジンカバー、ナイフ…。11月のはじめ、腰につけていた、携帯スピーカーを落としてしまい、その後、1ヶ月にわたって探してみるものの、発見できず。そして今年最終日。目ぼしいところは全部チェックしたけれど、見当たらず。雨も強くなってきたし、あきらめて帰ろうとした矢先、いつも連れて行っている犬のリョフ(ゴールデン・1歳7カ月・雌)が何か咥えて笹薮から登場。おぉ!それはまさか!嫁と二人で大喜び!リョフ、すごい!と駆け寄っていくと、リョフは遊んでくれると思って、スピーカーを咥えたまま、逃げ回り、やっと捕まえた時には、しっかり歯型が残ってました…。それでも防水仕様だったので、機能には問題なく、1ヶ月の野外放置に耐えて再起動してくれました。最後の最後にリョフ、大手柄。リョフの健闘に感謝し、来年は無事故だけでなく、無紛失も心がけます!<2021.12.11>

[004]AM 7:58。積丹の山に続く林道で出会った虹。静かな冬の朝。引き締まった空気も重なって神々しい雰囲気。今年の活動は終盤に向かってまとめの段階。同時に来年度の計画を積丹町に提出したり、関係する団体と相談したりと先も見据えている。不安と期待。そんな時に見た神々しい虹。いいことありそうと思ってもいいかな。<2021.11.18>

[003]会社を辞めた年に、車も買い替えた。14年乗ったボルボV70。気に入っていたが、車検と維持費が負担になっていて、泣く泣く手放した。購入したのは中古のインプレッサスポーツ。4WDで5人乗りというだけで、特にこだわりもなく、適当に選んだ感じ。購入した翌月から林業研修のため、福島県まで超長距離ドライブ。昨年1年は道内各地へ見学や研修。今年の4月からはほぼ毎週、積丹町まで往復200kmを走っている。来月、購入後初の車検だが、走行距離は2年で3万kmになった。いつも泥だらけで、車内も犬の毛があちこち。かなり酷使している。たまに洗車はするものの、子どもたちは乗りたがらない。そんな扱いを受けながら働き続けていたインプレッサが、先日、初めて音を上げた。ぬかるんだ坂道がどうしても登れない。そんなに急坂でもないのに、不甲斐ないなと思いながら、車を降りて、作業場まで歩いた。仕事が終わって家に向かっている途中、エンジンから異音が。しかもだんだん大きくなる。あわてて、メカニックの経験がある義理の弟に電話すると、エンジンベルトかオイル切れの可能性が高いという。エンジンベルトなら、かなり危険。恐る恐る高速のPAで止まり、ボンネットを開けて確認すると、エンジンベルトは大丈夫。どうやらエンジンオイルらしい。高速を降りてガソリンスタンドで見てもらうと、オイルがまったくカラになっているとのこと。そういうと、購入してから一度もオイルをを入れてなかった。。。この仕事は身体が資本。それはわかっていたけれど、道具も体の一部ということをこの車に教えられた。酷使するなら、労りも必要。車検では、しっかり見てもらうから、これからも頼むよ。もう、適当に選んだなんて、1ミリも思ってないから。<2021.11.6>

[002]山から木を持って帰ることができるようになったので、コースターとか簡単なものでも作ってみようと思いつつ、加工する道具がなくて材料だけ集めたまま早半年。これではいかんと、とりあえず、お金のかからないナイフやカンナを買ってみたけれど、思うように削れなかったり、手間がかかる。やはり高価な電動工具を買うしかないかとホームセンターへ。機能別の工具がずらりと並び、2万円、3万円はざら。初心者にはとても手が出せない。そこで見つけたのが、マルチツールという工具。先端のパーツを替えれば、切る、削る、磨くなど1台何役もこなすという代物。しかも7種類の先端パーツ付きで1万円を切る価格!いや待てよ、万能ナイフもそうだけれど、マルチは結局、専用のような使い勝手はなくて、むしろムダ金になるのでは…と迷っていると、ふと製造元に目がとまる。なんと製造会社の所在地は森田の故郷、兵庫県三木市。三木市は金物の街として有名で、東の燕三条、西の三木と言われていたとか。もう、騙されてもいいという思いで購入。北海道の木と森田の故郷で作られた工具でどんなものが生まれるか。なんだか、素材と道具を揃えただけで既に満足感。いや、いや、作らないとな。<2021.10.31>


[001]10月に入って、山に行くとまず、キハダの実(アイヌ語でシケレペ)を拾うのが定番になっている。料理やお酒の香りづけに使われるそうだが、最近はなかなか手に入らず、貴重なもの(高く売れる)らしい。地面に落ちたものを、間違えて踏んでしまわないように、そっと歩きながら探す。キハダの実は手のひらに乗るほどの小さな枝に10粒前後の実が付いているので、割と見つけやすい。びっちり実が付いた枝を見つけると、ちょっと興奮する。少し前までは、名前も知らず、見つけても気にも留めなかっただろう。まだまだ僕が知らないだけで、山にはきっとこんな宝がいっぱいある。<2021.10.30>